こんにちは、セールスコピーライター兼コンテンツマーケティング専門ライターの京都日々新です。
今日はこれからのビジネスで需要が高まりつつあるライティングに関する『書き方、web記事作成、外注依頼、料金、参考書籍』について、無料のセミナーを行いたいと思います。
本来でしたらオンラインツールの「ZOOM」とか、憑依されるかもしれない「Skype」を使いウェビナーとしてお届けするのが最近の定番ですが、みんながやっていることをやりたいくないという斜めな考えから、今回は
「ライティングのことをお伝えするなら、文章で伝えないでどうする!?」
という趣旨の元、あえてキーボードからポチポチと文字を打ち込み、文章という体裁であなたにお届けしようと考えました。
それではこの文章セミナーでは学べることをお伝えします。
・ライティングの基礎知識
・ライティングをスラスラと進めるコツ
・ライティングに重要なリサーチ方法
・Web向けの記事作成ポイント
・ライティングを外注依頼するときに注意する内容
・ライティングを依頼するときの相場と料金
・ライティングの参考になる書籍紹介
では普通のセミナーのように退屈な私の自己紹介は無しで、さっそく本編からスタートしていきます。
目次
1: ライティングの基礎知識
文章を書くこと=ライティング。
日本の識字率の高さから考えると、誰でも出来ることのひとつが文章を書くことでしょう。
しかし、文章を書くこと、すなわちライティングには基礎知識というものがあります。
1.1: 伝える相手
あなたがこれから文章を書こうと考えているのなら、その文章は誰に宛てたものか明確になっているでしょうか。
例えば「手紙」を書くとしますと、ほとんどの人は最初に葉書や封筒の宛名を決めてから書き始めます。
しかし、これがWebで公開する文章を書くとなると、不思議なことに「誰に宛てて書くか」という部分がストンと抜けてしまう人が多いんですね。
その結果、いつまでもパソコンの前にジッと座ったまま、声を掛けられないナンパ初心者みたいに地蔵のように固まって、キーボードをタイプすることもなく時計の針がコチコチと過ぎていく。
こんな状態を経験します。
「う~ん」とか「うう~ん」とか、頭を抱えながら呻いている人もいることでしょう。
こんな状態になりたくない。
こんな状態を経験したくない。
そのためには、一つ目の基礎知識「誰に宛てて書くのか」を、文章を書き始める前には必ず明確にしてください。
1.2: 何を言うか
「誰に宛てて書くのか」が決まると、どう表現しようかと考える人がいます。
しかし、これはかなり上級者の方法です。
作家さんやライターさんの中には、何も決めずにサラサラと書き続けると、自然と落ち着くべきところに話が行き着くという方もいらっしゃいます。
これ、騙されてはいけません。
こういった方は、これまでにイヤと言うほどの文章を読み、イヤと言うほどの文章を書いてきた結果、行き着いた状態です。
初心者がこれを信じて書き始めると、残念ながら
・あちこち話が飛んで脱線する
・とんでもないところに話が着地する
・話のはじめと最後で話が合わない
という、誰もが読みたくない代物が出来上がってしまいます。
このような無念な結果には誰もなりたくはありませんから、最初に話のゴールを決めておきましょう。
「いったいこの話では何を伝えたいのか。」
この質問の答えがゴールになります。
どのようなことも同じですが、ゴール(目標や目的)が定まっていないと、理想の状態へ到達することはできません。
1.3: どう伝えるか
さて、誰に宛てて何を言うのかが決まると、最後に
「どんな風に伝えるのか。」
という、表現方法を決めましょう。
表現方法は文章を書くことに慣れてくると、最初に決めて置かなくても大丈夫なのですが、最初の内は決めておいた方が書きやすくなります。
では、どういった表現をするのかですが、ここで最初の「誰に宛てて」という部分が影響してきます。
というのも、同じ話であっても年齢や性別、お住まいの地域によって表現することが変化していきます。
例えば「ヨガ」について話したいとしても
・10代の女性なら、体のキレが良くなる
・20代の女性なら、女子力アップで学校や職場でモテる
・30代の女性なら、人生のスキルアップ
・40代の女性なら、美容と健康
・50代の女性なら、更年期への備え
こんな風にゴールが変わりますから、それぞれの文章表現もおのずと変化します。
・10代の女性なら、ポップな感じで
・20代の女性なら、かわいい印象
・30代の女性なら、シャープな印象
こんな風に、最初に文章の表現方法を決めておくと、途中までポップな感じになっていたのに、最後はものすごくシャープになった。
というような違和感もなくなります。
2: ライティングをスラスラと進めるコツ
ライティングがスラスラと進まないときには理由があります。
次の5つの理由を解決することで、とにかく手が止まることはなくなります。
2.1: リサーチ
スラスラと進まない理由で一番多いのが「リサーチ=調査」の不足です。
人は自分の知らないことは書けません。
文章を書くということは、頭の中で会話しているのと同じですから、知っていることしか「話せません=書けません」。
手が止まる場合には、調べる量が少なかったことを意味しています。
一度ライティングの手を止めて、リサーチに戻りましょう。
2.2: 体験
リサーチしても書けないという場合、自分の体験として体に落とし込めていないということです。
これは「知っている」だけの状態とも言えます。
知識は大切ですが、体験がないと具体的に書けません。
例えば、あなたがUSJに行ったことがあれば、入場する前のところから細かく書けることでしょう。
しかし、一度も行ったことがなく、パンフレットやネットの写真でしか見たことが無かったとすると、体験したようには書けません。
ライティングをするということは、体験するということでもあります。
2.3: 構成
リサーチが終わり、体験もあったとき、いきなり書き始めようとする方がいらっしゃいます。
しかし、ちょっと待ってください。
これはプロも同じですが、最初に書いていく流れを作ります。
この流れを「構成」とか「アウトライン」と呼びます。
構成を先に完成させると、ライティングしている途中に流れを脱線してしまうことが減ります。
仮に脱線したとしても、次の章を書くときには必ず戻ってこなくてはなりませんから、糸の切れた凧のように風にまかせて宛もなく飛んでいくことはありません。
2.4: 集中
人によりますが、ライティングをするときには「集中」できる環境に身を置きましょう。
ちなみに私の場合は、静まりかえっている場所が必要です。
知人はスタバとかが良いようです。
人によって違いますので、ご自身が集中できる場所を探しましょう。
そしてもう一つ、集中するために必要なのが
『スムーズに動くパソコン』
または、
『書きやすいペンと紙』
動きの鈍いパソコンは、頭の中に浮かんだ言葉を忘却の彼方へ押しやります。
そして、押しやられた言葉が戻ってくることは、残念ながらほとんどありません。
書きにくいペンや滲む紙も同じです。
こういうツールはお金を出すことで快適さを手に入れられますので、惜しまず投資してもらいたいところです。
2.5: 編集
ライティングは文章を書くことです。
そして、書いた文章は編集します。
ここ、覚えておいてもらいたいのですが、文章は
・書く(ライティング)
・編集(エディット)
この2つを、別々の作業と考えてください。
これは意外に多いことなのですが、書きながら編集しようとする人がいます。
でも、編集は後からでもできますから、書くときは、とにかく書き続けるのがコツです。
1行書いて、見直して、悩んで、あれこれ考えて、編集して。
こういう流れで進めると、ライティングがスラスラと進まなくなります。
それではここで少し休憩を入れます。
次は「webライティングのリサーチ方法と記事作成5つのポイント」です。
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