Webの記事ライティング【初心者向け】書き方の教科書

Webの記事ライティング【初心者向け】書き方の教科書

コンテンツマーケティングやオウンドメディアをスタートされると、ほとんどの方に共通するのが

「思うように記事がスラスラと書けない。」

こんな悩みではないでしょうか。

そこで今回は、2018年の1年間に記事だけで332記事書いた京都日々新のライティング方法を3回に分けて公開します。(※1記事のボリュームは2500文字前後です。)

第1回:Webの記事ライティング【初心者向け】書き方の教科書
第2回:webライティングのポイント7つ
第3回:ウェブライティングで文章力を上げる5つのコツ

今回の内容を最後までお読みいただくことで、あなたのライティングがスラスラと進まない理由が理解でき改善すること、今後は簡単に進むようになるでしょう。

それでは最後までお付き合いください。

 

1: ターゲットを決めよう

Webの記事を書くとき、どのようなターゲットに向けての役立つ情報かを決めておくことが大切です。

例えば、

・40代男性の会社員
・30代後半の女性会社員
・20代後半の新米ママ

ここで決めるターゲットとは、上記のような一つの方向性を持った「集団」です。

この集団はマーケティングの視点で見ると「市場」と呼ぶこともできるでしょう。

あなたの商品やサービスに興味があると考えられる集団とは、どのような共通した方向性を持った人達なのか。

まずは、ここを決めてください。

 

2: ペルソナを見つけよう

ターゲットが決まると、さらに深堀りすることで「たった一人の優良顧客」の人物像を見つけて描きます。

これを「ペルソナ」と呼びます。

ペルソナは個人のイメージ像を描きますので、パーソナルな部分まで詳細にイメージしていく必要があります。

例えば、

・41歳
・男性
・勤続14年の会社員
・家族:妻、子供一人(男の子5歳)
・趣味:登山、地下アイドル、立ち呑み
・そろそろ独立したいと考えている
・妻には相談できていない
・成功するという確約がほしくて情報を収集中
・スマホは常にチェックし、SNSも頻繁に活用
・自己啓発本を読むことが多い

このように、あなたの好みや考えを挟まず、優良顧客のイメージ像を作り上げていきましょう。

ペルソナは作ったからと言って、ペルソナと同じ人がやってくるかどうかはわかりません。

しかし、人間は「誰に向けてのメッセージなのか」が明確でないと、話すことも文章を書くことも、相手に伝えること全般ができないものなのです。

だから、最初にターゲットを決め、ターゲットの中からペルソナを作ることで、あなたはメッセージを届ける相手が手に入るのです。

 

3: 悩みを発見しよう

ペルソナが見つかると、ペルソナが悩んでいることを発見する必要があります。

人が何かに興味を持つとき、ほとんどは何かの悩みを解決したいから。

・お金
・人間関係
・地位

何らかの悩みを解決したいからこそ、行動を起こしています。

ですのであなたもペルソナの悩みを見つけましょう。

対面で商売をされている方なら、お客さまと話をすることがあると思いますので、直接に悩みや不安を聞くことがあるはずです。

また、何度も聞く同じような悩みや不安があるのなら、それは私たちにとって大変役立つ悩みであることになります。

お客さまとのやりとりを思い出してみてください。

どんな悩みや不安を話されることがあるでしょうか。

 

4: 悩みが解決できる方法を整理

悩みを発見したら、あなたのビジネスで悩みを解決できるかどうかを確認します。

もし解決できない悩みであったなら、別の悩みを発見しに戻りましょう。
解決できる悩みであったなら、その解決方法を一旦整理します。

理論的に解決方法をステップ・バイ・ステップに分割して表現してみます。

漠然とした解決できる方法では、素人さんには理解できません。
理解できない情報は、どれだけ内容がすばらしくても読まれませんので、お客さまとの間に何の変化も起こりません。

ステップ1:○○
ステップ2:△△
ステップ3:□□

何個かのステップに分割して、解決方法を整理しましょう。

 

5: 曖昧な解決方法はリサーチ必須!

専門家でも解決策をステップに分割する中で、曖昧な部分がどうしても出てきます。

そういうときには、曖昧な部分をリサーチ(調べることです)し、より確かな情報へとグレードアップします。

また、各ステップを素人さんが見てもわかるかどうかを考え、専門用語は平易な表現に変換できないかをリサーチする“一手間”も掛けてもらいたいところです。

 

6: 記事に「仮」のタイトルを付けよう

この段階で、

・ペルソナ
・悩み
・解決方法

ビジネスの3大要素が揃いました。

では、記事の仮タイトルを付けましょう。

あくまでも「仮」ですので、肩に力を入れず、思いつくままタイトルを付けておきます。

・○○する5つのステップ解決法
・まだ○○にそんな間違いを続けるのですか?
・たった3ステップで解決!○○に悩むアラフォー女性必見講座

誰のどんな悩みが解決できるのかを、わかりやすく伝えるタイトルを「仮」に付けておきます。

こうすることで、これから書いていく記事内容の目標が少しは明確になりますので、その結果として文章全体のブレが少なくなります。

 

7: アウトライン(構成)を作成しよう

さて、タイトルが決まるとすぐに本文を書いていきたくなりますが、ちょっと待ってください。

いきなり本文を書き始めようとすると、おそらくすぐに書くことができなくなり、キーボードを打つ指が止まると思います。

これは仕方のないことでして、文章を書くときには同時に考えることが出来ないからなんです。

ですので、書き始める前に、

・どんなことを
・どんな順番に
・どんな風に

伝えていくのかを考えます。これを「アウトライン」と呼びます。

人によっては文章の構成と呼ぶ方もいらっしゃいます。

呼び方はどちらでもかまいませんが、大事なのは本文を書き始める前に、アウトラインを完成させることです。

本文を書くときには、ゴールまでを示した地図がないと話がそれてしまいやすくなります。あちこちに話が飛んでも、戻ってこれれば良いですが、そのままどこかへ行ってしまうと、、、

最初に約束した悩みの解決とは離れた結末に落ち着くことがあります。
また結末へ落ち着く前に、何を書くかが決まっていないのでどうしても手が止まってしまい、そのまま思考も停止する。

そんな状況に遭遇することもあります。

時間を使ってもかまいませんので、本文を書き始める前には必ず「アウトライン」を決めておきましょう。

 

8: ここでライティングから離れよう

・ターゲット
・ペルソナ
・悩み
・解決
・リサーチ
・仮タイトル
・アウトライン

ここまで情報が揃ったら、一度ライティング作業から離れましょう。

頭の中に入った情報を一度整理するためにも、冷静になる時間を持つことが大切です。

30分でも構いませんので、他のことに時間を使いましょう。

コーヒーブレイクでも良いですし、散歩に出掛けても良いですね。
とにかく、ライティングに関係すること以外を行うことで、熱くなったライティングへの熱を静めてナチュラルな状態に持って行きます。

また、このような時間を持つことで「はやく書きたい」という気持ちが湧き出してくるので、再びライティングに向き合ったとき、頭に詰まった情報があなたの指を通してキーボードから一気にパソコンへ流れ込んでいきます。

 

次回は、『第2回:webライティングのポイント7つ』です。

 

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