SEO対策としてのキーワードの選び方

SEO対策としてのキーワードの選び方

オウンドメディアやコンテンツマーケティングを始めた人。
これから始めようと準備している人。

どちらの場合も共通している思いは、作成したコンテンツが検索上位に入り込むことではないでしょうか?

現在の検索順位を決める方法は、何もキーワードだけではありません。
しかし、キーワードは順位を決める大切な要素であることも間違いではありません。

そこで今回は、どんな風にキーワードを選べば良いのか。

このようなお悩みについてお伝えしていきます。

 

1: これからスタートの人

ややこしい「SEO」だの「検索エンジン」だの、そんな仕組みについては説明しません。

キーワードをどうやって選べばいいのか、ここにフォーカスしてお伝えしてきます。

ということで、最初は「これからスタートする人」向けです。

当然ですがコンテンツは、まだ何も無い状態です。

1.1: キーワードプランナー

コンテンツが何もない。

スタートするときは誰もが同じです。
運良く別のサイトで似たような業種や業界に携わっていたとすれば、すでにあなたは必要となるキーワードを知っているでしょう。

しかし、そんなことはあまり起こりません。
また、同じ業種や業界であっても、流行や経済活動の流れで検索されるキーワードは変化しています。

そんなことで、何も無い状態で使えるのが、やはりコレ。

Googleキーワードプランナー

googleキーワードプランナー

googleキーワードプランナー

完全に手探りの状態ですから、まずはあなたがこれまでの経験から顧客となりそうな人が「何て入力しているのか」を想像しましょう。

イメージできない場合には、理想の顧客像に近い人へ聞いてみるのが一番です。お客様がいらっしゃるのであれば(居ないのなら辛いですが)、その方にどんなことを探すのかを聞いてみるのが良いでしょう。

どんなキーワードでもかまいません。あなたのビジネスに関連するキーワードを一つで良いので探し出してください。探し出すことができれば、キーワードプランナーに入力すると、後は自動的に関連度の高い他のキーワードを表示してくれます。

表示されたキーワードから、比較的月間検索回数が多く、複数の単語でつながっているものを選び出します。

選び出したキーワードから、実際に入力している人のシーンを連想してください。入力している人の感情をイメージしてください。入力している人は、あなたのビジネスに関係のあることを探すために、そのキーワードを入力しているでしょうか。

探していると思えたなら、あなたはひとつキーワードを手に入れたことになります。

どうも違うなと感じたなら、別のキーワードを探してください。

1.2: サジェスト

ひとつ見つけたキーワードをGoogleの検索窓へ入力します。

そうすると、関連度が高く、検索されているキーワードの「候補」が検索窓の下にドロップダウンリスト形式で表示されます。(これをサジェストと呼びます。)

デジカメのサジェスト

デジカメのサジェスト結果はこんな感じ

サジェストを控えましょう。

サジェストはあなたが使えるキーワードです。
一ヶ月の検索回数は多くないかもしれませんが、サジェストに出ているということは、少なからず検索されている証拠です。

これを使わない手はありません。

1.3: ライバルのキーワード

さて、ここまででキーワードプランナーから得たキーワードが最低でも1つはあるはずです。

そしてキーワードプランナーから得たキーワードに関連するサジェストキーワードが数個あるでしょう。

続いて、あなたのライバルサイトが使っているキーワードを調べます。
これは大変有意義な情報となります。

なぜなら、競合が使っているということは、あなたも使うと効果が高いということです。

 

では、どうやってライバルのキーワードを見つけるのか。

ここでもう一度登場するのがキーワードプランナーです。

キーワードプランナーには、キーワードの検索数を分析するとき、2つの指定方法があります。

Googleキーワードプランナー検索画面

キーワードプランナーでキーワードを探す画面。

まず、右の赤枠の方を選びます。

そうすると画面が変わります。

Googleキーワードプランナーの画面2

ここでキーワードやURLを入力する。

赤枠のところへ、ライバルのURL(サイトの住所)を入力します。

そうすると、ライバルサイトからキーワードプランナーが検索に引っかかっているキーワードを一覧表示してくれます。

この内容を分析すると、どのようなお悩みやHowtoにチカラを入れているのかも見えてきます。いかがでしょう。この時点であなたは、かなりの数の優良なキーワードを手にしていることになります。

 

2: 50記事投稿した人

次は50記事以上投稿した人向けのお話です。

2.1: サーチコンソール

すでに最低でも50記事が投稿されているのなら、100以上のキーワードがヒットしているはずです。

ヒットした100以上のキーワードを見られるのが、Googleサーチコンソールです。

Google Search Console

Google Search Consoleは訪問者の特性が分かる

この情報は、実際に検索してきた人が使ったキーワードですので、かなり信憑性が高いと言えます。

この中で、すでにキーワード対策をしたものの順位が上がっていない場合は、同じキーワードで内容の濃いコンテンツを作るか、すでに公開しているコンテンツを改善して様子を見ましょう。

キーワード対策していないけれど表示回数が多いものは、これはキーワード対策としてコンテンツを作って公開するのに適しています。

2.2: キーワードプランナー

サーチコンソールから新たにキーワードを見つけることがあります。

そういったキーワードはキーワードプランナーで分析してみましょう。

月間にどれくらい検索されているのか。
関連キーワードは何か。

キーワードプランナー上では検索されていないのに、あなたのサーチコンソールでは表示回数が多い場合、これは使えるキーワードでしょう。

 

関連キーワードは、新しく見つけたキーワードがあなたのビジネスに関係しているのかを検証するためにも使えます。

例えば、ライティングというキーワードがあった場合、

・書くことのライティング
・光を当てるライティング

どちらの関連キーワードが多いかで、あなたのビジネスに使えるものかどうかがわかります。

 

3: アクセスが右肩上がりの人

100記事、200記事と投稿してアクセスが右肩上がりの方向けの話です。

3.1: スモール&ロングテール

キーワードプランナーで、月間検索回数が少ないものを拾っていきましょう。

こうすることで、あなたのサイトのドメインパワーがアップします。

3.2: ライバルのキーワード

初めての人向けでもお話しましたが、同じことを行いましょう。

ライバルも常に進化していますから、右肩上がりならチェックしておくことが大切です。

 

4: 地域ビジネスの人

ここは地域ビジネスの方向けの話です。

4.1: 地域名

地域ビジネスの方に必要なSEOにおけるキーワードは「地域名」です。

私は地域ビジネスではありませんし、店舗系ビジネスでもありませんが、仮に私がそうであった場合だとすると、

「京都 木津川市」
「京都 京田辺市」
「京都 精華町」
「奈良 高の原」

こういった商圏となりうる地名や地域名が重要です。

これは少し自分の行動を思い出すとわかりますね。
カラダの調子が良くないとき。例えば風邪の場合

「内科 地域名」

と入力して検索しませんか?

これと同じです。

4.2: 業種名

業種名もSEO対策のキーワードに使えます。

地域ビジネスということは、商圏が全国ではありませんので、近くの方が業種から探しておられることでしょう。

「リフォーム 木津川市」
「板金 木津川市」
「ホームページ制作 木津川市」

こんな感じで探しますから、業種名も立派なSEO対策におけるキーワードとなります。

4.3: 店名

お店の名前もSEO対策のキーワードになります。

というのも、最近はスマホが普及していますから、通りすがりに気になったお店の写真を撮ることがあります。

そして後から写真を見て、お店の名前で検索することもあります。

やっておいて損はないSEO対策におけるキーワードです。

 

5: 個性的なビジネスの人

地域にひとつしかない。
新聞などにも取り上げられるくらい個性的な商品がある。

こういったビジネスの人向けの話です。

5.1: 商品名やサービス名

個性的であれば商品名やサービス名で検索されることがあります。

これはSEO対策として使っておきたいですね。

5.2: 型式や型番

機械物や車やバイクの部品などを販売している。
または、古い部品を作っているような場合。

型式や型番で検索するマニアがいますので、需要は多くないですが対策しておきたいキーワードです。
(車ならハコスカの部品とか、バイクならZ2の部品とかですね。)

5.3: 個人名

あなたの名前が非常に個性的である場合。
講師業で名前が売りの場合。

これもSEO対策のキーワードになるでしょう。

 

さいごに

今回はサイトのステージ別に、どのようにキーワードを選べば良いのかについてご紹介しました。

実際にはキーワードの選び方に正解はありません。
どのように選んでもかまわないのですが、今回の選び方を行った場合には、調べている人の本当に知りたいことが見えてきます。

・実際に使われているキーワード
・関連性の高いキーワード
・ライバルサイトで引っかかっているキーワード

どれもギャンブル的に選んでいるのではなく、実測値としての結果から選んでいます。

こうやって実際に使われているキーワードによって対策したコンテンツは役立つ情報になりますし、見てもらえる確率もアップします。

トリッキーな方法ではなく、こういった地味な方法でキーワードをコツコツと選んでいってもらえると、必要な人に喜んでもらえるサイトへと育っていきます。

 

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