パート1『私のビジネスを宣伝する方法』からの続きです。この記事からご覧になった方は、先にパート1からお読みになる事をお勧めします。
ここからは、オフラインでビジネスを宣伝する方法について紹介していきます。
それでは早速続きを進めていきましょう。
目次
6: オフラインでビジネスを宣伝する方法
次にオフラインでの宣伝方法を紹介します。
オフラインの宣伝方法は、少しの費用が必ず必要になりますが、長く使えるものもあるため経費勘定として投資してください。
6.1: 新聞折り込みチラシ
無名の店舗が知ってもらうために効果的なのが、新聞の折り込みチラシです。
最近は新聞を取っている世帯も減ってきてはいますが、それでもユニクロやマクドナルド、近くのスーパーやリフォーム業者さんがチラシを入れているということは、成果がある証拠です。
チラシのデザインや文章作成費用
チラシの印刷代金。
折り込み費用。
いきなり1000部、2000部のチラシを印刷して折り込むと、反応があるかどうかわからないまま、かなりの出費が伴います。
かならず新聞折り込みをする前に、自分でチラシをコンビニなどで100部ほどコピーして、ポスティングに回って反応を確かめましょう。
そして、反応のあったものを印刷に掛けて、1000部とか2000部とか新聞へ折り込むようにすると、ただの失敗になることがありません。
6.2: ポスティング
チラシを作ったけれど、新聞では範囲が広すぎて思っている世帯に届かないかも。
そんなときは、ポスティングを使うのも方法です。
ポスティング代行会社さんへ、届けてもらいたい世帯を伝えておくと、新聞折り込みよりも限定された相手に届きやすくなります。
またポスティングは、自分で歩くと周辺住民の暮らしがわかりますので、より売り込むべきポイントが明確になるという特典が付いてきます。
6.3: 看板
宣伝する方法の古典的手段「看板」。
今も昔も無くならないということは、効果があるということでしょう。
ただし、看板はどこに立てるのかで効果が大きく変わってきます。
自分のビジネスのお客様になると思う人たちが集まり止まるのはどこか。
例えば、
・士業さんなら、電車のホームやバスの停留所前
・美容師さんなら、対象年齢の女性が集まる場所
・介護関係なら、役所の前
仕事の内容でターゲット(お客様になるであろう人達)の行動パターンが変わります。
「ここに看板を出そう」と思ったところには、必ず自分で足を運び、ターゲットが足を止める要素があるのかどうかを確認しておくことが大切です。
看板は出すところを間違えると、ただの金食い虫になります。
6.4: イーゼル(ブラックボード)
看板までは費用が・・・。そんな方には、人通りのあるところなら「イーゼル」または「ブラックボード」を使いましょう。
イーゼルなら、黒板の小さいものを立てかけてチョークアートで表現しても良いですし、ブラックボードなら専用のカラーペンでお得な情報などを伝えることができます。
また、どちらも共通しているのは、何度でも書き換えられること。
季節な天候に合わせてメッセージを変えられるので、道行く人も飽きることがなくなります。
といってもいきなり書くのは難しいもの。
そんなときは、
・スターバックス
・モスバーガー
・ファミリーマート
こういったお店を偵察にいくと、上手にメッセージが書かれていますので参考にすることができます。
6.5: 地域のフリーペーパー
ポスティングと折り込みの間を狙うのなら、地域のフリーペーパーです。
特に主婦層がターゲットのビジネスなら、無名でも地域の方々に知ってもらうことができます。
地域のフリーペーパーへ広告を出すときに注意することは、広告枠での表現方法。
どんな方法が良いのか、フリーペーパーを編集しているところへ訪ねても、おきまりのテンプレートが出てくるだけ。
そこで、自分が宣伝に使おうとしているフリーペーパーを過去半年分、編集部にお願いして見せてもらいましょう。
その中で、半年間続けて広告を出しているところをチェック。
その広告をテンプレにして、あなたもビジネス用の広告を作りましょう。
半年間継続して出しているということは、何らかの反応がある証拠です。
※半年以上継続しているところあるのなら、そちらを参考にするのもおすすめです。
6.6: ティッシュ配り
地道な方法ですが、今でも整体院やリラクゼーション施設、フィットネス関係でやっています。
ということは、効果があるということです。
駅近、駐車場あり、こういった条件を満たせるなら、駅の外で会社帰りの方へのティッシュ配りは効果が期待できるでしょう。
6.7: 営業車
仕事にお車を使われるのなら、車の側面、後部に
・何屋さんか
・何という会社か
・連絡方法
この3つを大きくわかりやすく書きましょう。
地域ビジネスでオフラインの場合、何度も目にすることで親しみが湧き、必要となったとき一番に思い出してもらえる可能性が高くなります。
とにかく一番に思い出してもらえたなら、競合が100件いても関係ありませんから。
6.8: 商工会の会報
商工会に所属されているのなら、会報に広告を出しましょう。
同じ会に所属しているということから、無名でも信頼度が少しはあります。
また、同じ地域の方の反応を知ることもできますので、どのような広告メッセージなら注目してもらえるのかをテストする場としても使えます。
なにより、広告を出す費用が安いですからね。
6.9: 既存顧客へのダイレクトメール
数十人でも既存顧客がいらっしゃるのなら、すぐにダイレクトメールを出しましょう。
・新商品のご案内
・メンテナンスのご案内
・キャンペーンのご案内
何か理由をつけてダイレクトメールを送り、反応があれば、ためらうことなく「お友達紹介」をお願いしてみましょう。
全くの新規顧客を獲得するよりも、既存顧客からの口コミ宣伝は無名でも関係なく大変優秀な結果を残すことができます。
6.10: メンタルが強い方ならFAXDM
あなたのメンタルが強いのなら。
FAXDMの業者に依頼して宣伝することができます。
ただし、この場合の見込み顧客は「会社」「個人店」になりますので、一般家庭は除外することになります。
で、FAXDMはどうしてメンタルが強くないといけないのかというと、FAXを送った直後から
・二度と送ってくるな!
・何考えてるんや!紙、もったいないやろ!
・どういうつもりや!迷惑やねん!紙代返せ!
というように、クレームというか非難というか、こんな電話が数件は掛かってきます。
こういうのも「宣伝した結果」と気持ちをすぐにリセットできる方なら使っても良いと思いますが、数百件の内の1件からのクレームで気になる方はやめておいた方が無難です。
オフラインの宣伝はどうしても費用が必要です。
ですから、最初から大きく宣伝するのではなく、小さくテストしてから反応があるのを確認して、大きく宣伝していってください。
最近ですと、自分の事務所にプリンターがあると思いますので、100枚くらい印刷して
・配る
・送る
・貼る
を繰り返して安く早く簡単にテストすることができます。
さいごに
宣伝する方法についてお伝えしてきました。
どの宣伝方法にも言えることですが、宣伝には時間と労力が必要です。
特に時間は取り返すことのできないものですから、使えば使うだけ自分のビジネスを行うことができなくなります。
また、宣伝は一見すると簡単そうなのですが、
・イメージ
・レイアウト
・文章
また、
・どのようなターゲットか
・どのような場所へ出すか
・どのような手段を使うか
などを考えなくてはなりません。
こういったことを自分だけで考えていると思っている以上に進みません。
そのうちにイヤになってきて、中途半端でやめてしまう方もいらっしゃいます。(自分のビジネスなのにやめちゃうんです。)
ですから、広告に関する部分は、専門の会社か事業者へ相談して、あなたに合った方法を選び依頼するのが得策だと思います。
何でも自分だけでやるのは素晴らしいことですが、ビジネスは時間との勝負でもあります。自分に広告のスキルが付くまで、ビジネスが待ってくれるのかどうか。
このバランスを考えてもらえると、いいんじゃないかなと思います。
今回の宣伝する方法を参考にして、今はまだ無名なあなたのビジネスを、まわりに知らしめてください。
他にもあなたのビジネスに合った使えそうな集客方法があるかもしれません。比較するためにも、一人で悩むのに疲れた方にも、無料集客相談がありますのでご検討ください。
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