中小企業とWEB事業の関係~小さき者がWEB集客から最強になる方法~

中小企業とWEB事業の関係

中小企業の経営者の方、個人事業主の方へ。

もし、あなたのビジネスで自動化できるWEB事業を進めたいと考えておられるなら、間違っても次のことからスタートしてはいけません。

(1)ホームページの制作を依頼する
(2)ECサイトの制作を依頼する
(3)ブログをはじめて集客する
(4)コンテンツマーケティングという魔法の言葉を信じる
(5)SNSを使いまくって「いいね」を集めて期待する

これらのことは、次からお話することが固まってから進めることで、期待通りの結果がついてきます。

多くの方は反対のことをするため、無駄な費用と時間ばかりをつぎ込み、制作会社さんの言葉を信じ、苦痛にもなりうるブログ記事を書きつづけ、自分が本来行うべきビジネスに力を注げず疲労と罪悪感からモチベーションを激しくダウンさせていきます。

では、最初に行うこととは、どのようなことでしょうか。

 

私の経験と現場を見ている実状から、必要なことを順にお話していきたいと思います。

途中、不都合な真実が出てくる可能性があります。
あなたが信じていたことが、実は逆だったということがあるかもしれません。

そういった事柄に触れられたときこそ、あなたの思考の柔軟性が問われます。
そして、その柔軟性が今後のWEB事業の成功を左右することは間違いありません。

 

1: 今の集客で収入の限界を感じていませんか?

はじめに、あなたに問いかけたいことがあります。

それは、

『今の集客で収入の限界を感じていませんか?』

これは言い換えると、今のままのビジネスだけで収入の限界点が見えていませんか?ということです。

自分の動いた分が収入に直結しているビジネスは、あなたが動けているときや、社員さんやスタッフさんがまじめに働いてくれているときには問題はありません。

しかし、ひとたび働ける時間が短くなったり(働き方改革ですね)、病気になって入院したり、台風や地震で物流が滞り、人手も不足するような状況になった場合

一瞬にして想定していた収入が満たせない。または、想定していた以上の仕事がやってきてもこなせない。

という、非常に困った状態に陥ります。

これがWEB事業ではない収入の形であり、簡単に収入の限界が見えてしまう理由です。

では、このような状況を抜け出し、収入の限界なんて気にならないためには何が必要だと思いますか?

 

2: 中小企業こそWEB事業が必要な理由

収入の限界を感じないために必要なのは「WEB事業」です。

あなたのまわりを見回してください。
マスコミで取り上げられる会社を思い出してみてください。
増収増益と言われている会社を見てください。

ほとんどの会社がネットを使ったオンラインビジネスを行っています。
人材が豊富にある大手企業でもWEB事業を行うのです。

ということは、慢性的な人手不足に悩む中小企業や個人事業主の方が、どうして自動化でき、人手に左右されないで収入の限界を感じなくて済む「WEB事業」を行うことに躊躇しているのでしょうか。

「人が足りないから収入が増やせない」という悩みをどうしてWEB事業によって解決しようとしないのでしょうか。

中小企業や個人事業主の方こそ、小さき者がWEB事業をスタートし最強になる必要があると思いませんか?

 

ここまでお読みになって、どのように感じておられるでしょうか。

頭の中では

『そんなこと言っても、できないものはできないんだよ』

と、あきらめモードの独り言が、響きわたっているかもしれません。

でも、それはあなただけの悩みやあきらめではありません。

 

3: 中小企業がWEB事業を始める上で起こる最大の苦労とは

中小企業や個人事業主の方がWEB事業をスタートしようと考えたとき、真っ先に悩まれるのが

『ITに詳しくない』
『WEB事業の仕組みがわからない』
『WEBでのセールス方法がピンとこない』

ということです。

WEB事業ということは、ホームページやブログ、メール、SNS、ECサイトなど情報技術をまとめて扱うことになりますので、ITに詳しくないと手も足も出ないとおっしゃいます。

同じようにWEBビジネスの仕組みがわからない、WEBでのセールス方法がピンと来ないという理由から、手も足も出ないとおっしゃる方もいらっしゃいます。

また、経営者様自身が「やる」ということでない場合、中途採用で「ITに詳しい人」を募集しても応募が来ないと嘆かれている方もいらっしゃいます。

確かに「ITに精通した」「ITの専門知識を持った」人を獲得するのは簡単ではありません。

私はIT業界に長い間いましたので知っていますが、優秀なITエンジニアはソフトウェア会社へ転職しキャリアアップしていきます。
ですから中途採用で他業種へ転職することはほぼありません。

また、まれにいたとしても、ITエンジニアとしてのスキルだけが高く、ビジネスのことは全くわからないという人も多いです。

さらに、自分から仕事を見つけることが苦手な人もいますので、WEB事業をスタートするために「元ITエンジニア」を雇っても全く事業が具体的に進まないということもあります。

でも、これは苦労の第一段階です。

 

私の経験からお伝えしますと、ITの専門知識を持った人だけではなく、次の3つの知識を持った人材をそれぞれ雇うことが必要になってくるのが実状です。

  • ITエンジニアの専門知識を持つ人材
  • マーケティングの知識を持つ人材
  • セールスの知識を持つ人材

一人だけ雇ってWEB事業を進めることは至難の業です。
これは中小企業や個人事業主の方にとって最大の苦労です。

しかし現実には3つの知識を集めることで、WEB事業を進めるために必要なツールがそろったことになります。

多くの中小企業や個人事業主の方は、ITの技術を持つ人材だけを雇えば上手くいくと考えがちですが、それは幻想です。

 

IT技術を持つ人材だけでは、あなたのWEB事業は最大の困難にぶつかり、思っているように進まず苦労することは間違いありません。

では、どうしてIT技術だけを持つ人材では上手くいかないのか。

それは、WEBという特殊な場所が影響しています。

 

4: 中小企業がWEB事業で必要な自分の強みを見つける方法

リアル店舗の地域ビジネスですと少し商圏が外れれば、よく似たコンセプトや特徴でビジネスを動かすことができます。

しかし、WEB事業の場合、相手は日本全国(場合によっては世界相手)。
また、似たようなビジネスを行っている会社のホームページは星の数ほどあります。

さらに、似たようなビジネスをやっているように見せかけたアフェリエイトサイトやメディアサイトの売却を目指してるところも競合となります。

こういった部分は、IT技術だけでは太刀打ちできません。
というのも、技術はあくまで技術でありますから、ビジネスに必要な「人を振り向かせるパワー」としては使えません。

では、星の数ほどあるサイトから、あなたのWEB事業におけるサイトを見つけ訪問してもらうにはどうすれば良いのでしょうか。

ここで必要となってくるのが、マーケティング(戦略)です。

 

WEB事業にはIT技術は必須ですが、それよりも前段階でマーケティングという戦い方を決める知識や経験が重要になってきます。

そして、マーケティングを考える中で、最初に押さえておくべきことは

『あなたのビジネスの強み』

これを明確にしておくことです。

 

「でも、急に強みと言われてもわからない」

このような話を聞くことが多いですが、ひとつヒントとなるのがコレ。

『本業以外でお客様から依頼されたことはないですか?』

 

例えば、窓ガラスを専門としている会社なのに、お客さんから「薪ストーブの窓の部分を修理してほしい」とか、焼鳥屋さんの焼き場とカウンターとの境目のガラスを交換してほしいとか。

どうしてお客さんは、あなたの本業でないことがわかっていながら、このようなことを依頼されたのでしょうか。

この理由にこそ、まだあなたが気づいていない「強み」、別の言い方をすると「売り」が隠れています。

こういう部分をあらかじめあぶり出すことで、マーケティング(戦略)が完成し、戦略に沿った戦術が明確になり、戦術に必要な

  • IT技術
  • セールススキル

というツールを最大限活用できるようになります。

 

5: 中小企業が最短でWEB事業をスタートする最強の方法

中小企業がWEB事業をスタートするときに必要な人材をもう一度見ておきましょう。

  • ITの専門知識をもった技術者
  • マーケティングの知識と経験をもった人材
  • セールススキルの知識と経験をもった人材

この3つの知識やスキルを持った人を迎えることが必要です。

しかし、、、

同時に三名を雇用するとなると、単純計算でも一ヶ月60万円以上の人件費が必要です。
当然、すぐに退職してもらっては困りますから、雇用保険や社会保険などにも加入してもらう必要があります。

ということは、三名を雇用すると一ヶ月に80万円以上の人件費が必要でしょう。

また、別の視点考えると、このような知識とスキルを持った人材が、ちょうど良いタイミングで同時に採用できるのかということです。

だったら派遣という方法もありますが、これはこれで費用が膨らみます。
また、派遣を受け入れる準備や、派遣の方からノウハウを吸収するスタッフさんも必要なので、一時的に経費が増加します。

では、中小企業や個人事業主の方は、WEB事業をあきらめないといけないのかというと、そんなことはありません。

  • ITの専門知識をもった技術者
  • マーケティングの知識と経験をもった人材
  • セールススキルの知識と経験をもった人材

この3つの知識とスキル、経験を併せ持った「代行してくれる人」や「フリーランス」の方と年間契約を結びWEB事業をスタートすれば良いのです。

1ヶ月あたり50万円を契約料として払ったとしても、3名雇ったときよりも遙かに人件費が下がります。

雇用保険や社会保険の手続きも必要ありません。
経理処理としては「外注費」という経費勘定にできますから、放っておけば税金でもっていかれるお金を有効活用することができます。

さらに、年間契約していますから、その間にあなたの会社の社員さんやスタッフさんへ知識やスキルを覚えてもらうこともできます。(社員教育も自動的にされていくわけです。)

このような方法を使うことで、あなたの会社でもWEB事業を最短でスタートすることができます。

 

また、もう一つ良いことがあります。

それは、あなたの業界の外側にいる人間が入ってくることで、内側と外側の風通しが良くなるということ。

自分たちの常識が、外側から見ると「特別なこと」かもしれませんし、自分たちの特別なことが、外側から見ると「あたりまえ」かもしれません。

こういう業界特有のことは、中の人間にはわからないものです。

この違いがわかるだけでも、あなたのWEB事業における新しい「売り」が発見できる足がかりになります。

 

6: 必要なのはウェブビジネス5ダウンプロセスの実現

中小企業や個人事業主の方がWEB事業を行うときに必要な要素をまとめました。

『ウェブビジネス5ダウンプロセス』

(1)ITの専門知識ゼロ
(2)WEB担当者の人件費減
(3)複数の外注管理減
(4)ミーティング回数減
(5)経理処理数減

この5つのダウンプロセスを実現することで、より素早くWEB事業がスタートし成果を期待することができます。

反対に、どれか一つでも実現できないままWEB事業をスタートすると、あなたの会社の人的リソースが崩壊し、WEB事業が頓挫する可能性があります。

大手企業なら気にする必要がないことかもしれませんが、私たちには大きな問題です。

5つのダウンプロセスが実現できることを目指してください。

 

7: 最後に

小さき者がWEB事業で勝ちにいくためには、すべてを自分たちで完璧に行おうとしないことです。

自分たちは本業の部分だけを行い、それ以外の部分は得意な人と連携してやっていくことが重要です。

米国の有名なマーケターである「リッチ・シェフレン」がいつも言っているように、あれもこれもやる必要はありません。

いかにして自分がメインでやること以外を外に出せるのか。
ここがWEB事業を行うときに必要なポイントと言えるでしょう。

もしこれまで、全部を理解し、全部を自社で行わないといけない。
このように考えておられたり感じておられたりしたのなら、今日からそんなことは捨ててください。

それはもっとも素早くWEB事業をスタートし、あなたの収入の限界を突破する方法となるでしょう。

労働時間に左右されない、もう一つの収入源を手に入れましょう。

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