質のいい商品やサービスを提供しているのに、最後の最後に売れない。
または、質が良く役立つ情報をコンテンツとしてWebで提供しているのに、いつまでたっても問い合わせがこない。
このような悩みがあるのなら、これからお伝えする7つの秘訣がオファーに足りていないのかもしれません。
いくら工夫を凝らしたマーケティングを考えたとしても、オファーの内容が良くないだけで、人はあなたの商品やサービス、役立つコンテンツを選んでくれない可能性が高いものです。
それでは一つずつ見ていきましょう。
目次
1: すぐにハッキリと理解できること
一つ目の秘訣です。
オファーはパッと見ただけで理解できないといけません。
人は私たちが思っているほど自分で積極的に考えて行動してはくれません。
例えば、
「50%割引」と「半額」、どちらの表現がわかりやすいでしょうか。
また「25%割引」よりも、はっきりと「半額」の方が誰の目にもわかりやすいはずです。
反対に、大きく割り引いているはずの「60%引き」よりも「半額」の方が、パッと見たとき引き込まれます。
このように「すぐにハッキリと理解できること」が大切なのです。
そして、同じ「半額」を表現するときにも「1つ買えばもう一つ無料」という方法は、お得感が割り増しされます。
効果があるからこそ、
・ピザ
・スーツ
・サプリメント
こういった業界は、いつも使っているのです。
2: ウソっ!?と思わず呟くような価値があること
オファーには、価値があると思ってもらわないといけません。
ですので、例えば普段の売値がわかっているような商品やサービスなら、「半額割引」は大変価値がわかりやすいオファーとなります。
しかし、普段の売価がわからないような商品やサービスですと、半額割引そのものが疑わしく感じるもの。
本当の値段が「半額割引」なんじゃないかと思うかもしれません。
価値のあるオファーにしましょう。
3: プラスアルファのプレゼントを用意すること
「割引」というオファーは価値が伝われば大変効果的です。
しかし、これに「プレゼント」を追加すると、さらに効果が高まります。
「半額割引クーポンをお持ちのお客様には、無料で○○を進呈」
使い古された感がありますが、ガソリンスタンドでは今も「今日だけガソリン10円引き」+「ティッシュ進呈」をやっています。
ということは、割引オファーにプレゼントを追加するのは「効果がある」ということですね。
4: 理由を用意して怪しさを無くすこと
オファーには「理由」が必要です。
どのような理由でもかまいませんが、理由のないオファーは「怪しさ」がつきまといます。
人は言語化できない場合でも「どうして安いの?」と、頭の中で質問しているものです。
あなたも経験があると思いますが、半額引きの値札を見たときに「なんで?」と不安になることがあるでしょう。
お客さんたちも、あなたが感じたことと同じことを思っています。
・クリスマスだから
・ブラックフライデーだから
・あなたに知ってもらいたいから
・在庫一掃セール
・お客様感謝月間
・店長の誕生日
「うちのネコが○○歳を迎えました。」
これでもOKです。
どんな理由でもかまいませんので、なにか理由をつけましょう。
5: すぐ行動させる理由を用意すること
「明日でもいいんじゃないか。」
「今日でなくてもいいんじゃないか。」
「また今度でいいかも。」
オファーには「今すぐ行動させる」理由が必要です。
例えば、
・有効期限
・数量限定
・特典の数の限定
緊急性のないオファーは、オファーではないということです。
6: やって欲しいことを具体的に率直に伝えること
これを忘れることが多いようです。
ただ「割引」「特典」「限定」だけで人は動きません。
人を動かすには、こちらから「動いて欲しいこと」を、具体的に率直に伝える必要があります。
・今すぐ来店ください
・今すぐクリックしてお申し込みください
・今すぐお電話お待ちしています
・この特典は無くなり次第終了します
・クーポンを渡すだけで、○○を無料で進呈します
・何も買わなくても来店するだけでOK!
あなたがオファーからどのような行動を起こしてもらいたいのかを伝えましょう。
そうしないと、お客様は自分から「クリックして欲しいんだろうな」とか「電話して欲しいんだろうな」なんて考えてはくれません
7: 保証でお金の痛みを軽減すること
人はお金を払うとき、最大の痛みを感じているものです。
自分がお金を払って購入したものが、本当に良いものなのか。
友人に話したときバカにされないか。
家族に話したとき「どうしてそんなもの買ったの?」と言われないか。
こんなことを思っているものです。
そこで、どうすればこの痛みを軽減することができるかというと
「保証」
保証をオファーに組み込むことで、購入する人から「お金の痛み」を軽減し、家族や友人・知人への「言い訳」を用意してあげることができます。
保証することができるのなら、必ず保証をアピールしてください。
保証することができないのなら、どうして保証が無いのかを理論的に説明し理由を明確にする必要があります。
さいごに
今回ご紹介しました7つの秘訣は、あなたが提供する商品やサービスに組み込まれているでしょうか。
もし組み込まれていない秘訣がありましたら、今日寝るまでに組み込んでおきましょう。
是非、あなたのビジネスに活かし、成功への近道にしてください。
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