メリットとデメリットを書いているコンテンツは数あれど、デメリットが成功の鍵であることを伝えているところはあまりありません。
デメリットこそライバルを引き離し、似たような相手を蹴散らすことができる最高のキーワードなのです。
目次
1: デメリットをおさらいしましょう
まず、コンテンツマーケティングのデメリットをおさらいしましょう。
1.1: 時間がかかる
BtoB向け、BtoC向け、どちらも共通していますが、コンテンツマーケティングで反応を出すためには、半年から1年という時間が必要です。
今日からスタートして一ヶ月後にはバンバン反応が出るということは、今の時代ほとんどありません。
サイトをリニューアルした場合ですと、元サイトのパワーを使うことができますので、ゼロからスタートするよりも反応が早くなります。
1.2: 手間がかかる
コンテンツマーケティングを実施するためには「コンテンツ」が必要です。
この場合のコンテンツとは
・今お読みの文章で作られたもの
・動画で作られたもの
・紙で作れられたもの
あなたが見込み客へ渡すものは、何でもコンテンツとなります。
で、このようなコンテンツを半年から1年は粛々と作り続ける(できれば100ほど)必要があります。
はい。はっきりいって大変な手間です。できることなら誰もやりたくありません。もっと簡単に「なんとかしたい」というのが本音です。
そこでコンテンツ作成を外注すると、あなたが作る負担は激減します。
1.3: 実はお金がかかる
コンテンツマーケティングは「広告費がいらない」と聞くことがあります。
これは間違ってはいませんが、経理上「広告費」という勘定科目へ費用が計上されないだけです。
コンテンツをあなたが作る、または、スタッフさんが作るとすると、作っている時間がかかりますから、当然ですがその間の給与が発生しています。
コンテンツを作らなければ本来の仕事が定時内に終わったかもしれませんが、コンテンツを作っている時間の分、残業代が発生していることもあります。これは「広告費」ではありませんが「人件費」が発生している状態です。
では、コンテンツ作成を外注するとどうなるのかというと、外注先へ費用を払う必要が出てきます。このときは「広告費」ではなく「外注費」という勘定科目で計上されますから、
確かにコンテンツマーケティングは「広告費」というものは必要ありません。でも、ほかの費用が発生しているのです。
1.4: 制作に時間もかかる
コンテンツを作るには時間が必要です。
1分間考えて、40分でコンテンツを作って、5分で投稿する。
こんなことは事実上ありえません。
正直に申し上げますと、
反応が出るまでの半年から1年の間、コンテンツ作成を本気で行うと家族や恋人との時間を犠牲にする必要が出てきます。
1.5: SEO対策が面倒
その通りです。
コンテンツマーケティングで成果を出すためには、自然検索でヒットし、検索結果の上位に表示されないといけません。
そのためには、SEO対策を欠かさず行い、サイト全体の一貫性をキープしなければなりません。
キーワードを探すだけでも、面倒であることは間違いありません。
1.6: 継続が苦しい
これが最大のデメリットでしょう。
すぐに反応があれば、人は半年や1年、継続することができます。
モチベーションが上がったままですから、誰もが出来るはずです。
しかし、先ほども申し上げました通り、コンテンツマーケティングはスタートしてからの半年から1年、
「まったく反応がない!」
ということがあります。
特に最初の2~3ヶ月は、完全なる「独り言プレイ」です。
誰にも見られていないことがわかっていながら、今日も明日もコンテンツを作って公開することになります。
本当にココロが “ヤサグレ” てくると思います。
2: デメリットは放っておいても解決しない
6つのデメリットを見てきました。
どのデメリットも、誰もが経験したくないことばかりです。
しかし、これらのデメリットは放っておいても解決することはありません。
誰かが無料で解決してくれることもありませんし、放っておくことで熟成されて知らない間に解決しているということもありません。
しかしコンテンツマーケティングを行い、成果を出したいと考えている私たちは、デメリットをメリットに変換する必要があります。
そこで以下の6つのデメリットを、
・時間
・手間
・お金
・制作
・SEO
・継続
どのようなメリットへ変換できるのかというと、、、
3: まわりが言うデメリットは勝ちの法則
実際に、この6つのデメリットによって、コンテンツマーケティングを途中であきらめる方がいらっしゃいます。
個人の方も、中小企業の方も、私の経験では大手さんでも、6つのデメリットによって頓挫します。
ということは、これら6つのデメリットは、言うならば「成功への鍵」なのです。
あなたはまわりを気にせず6つのデメリットを行うだけでOKです。
そうするとまわりは勝手に自分からコンテンツマーケティングという施策から退場してくれます。半年から1年が経過する頃、まわりは退場し「あなただけが勝っている」そんな状態が出来上がるのです。
もう一度、6つのデメリットを見てみましょう。
・時間
・手間
・お金
・制作
・SEO
・継続
どれも出来ないことではありません。
永久に繰り返すなら無理かもしれませんが、半年から1年という期限付きなら出来ると思います。
もし、どうしても無理なようなら、コンテンツマーケティングに詳しい外部の力を借りてください。
ただしそのときには「口だけで指示しておわり」という専門家ではなく、あなたと一緒に考え、必要であればコンテンツを作れる人がおすすめです。
マーケティングやセールス、集客は理屈ではありません。
実際に頭と手と体を動かしてこそ、結果が伴い、仕組みが完成してくるものです。
さいごに
コンテンツマーケティングのデメリットは、確かに辛いものばかりです。
コンテンツマーケティングをスタートして2ヶ月目、3ヶ月目くらいは、本当に地獄です。
私も経験がありますのでわかりますが、
・やめようか
・意味ないし
・どうせ誰も見ないだろうし
と、正直腐ってしまいます。
でも、そこを踏ん張ってください。
6つのデメリットは、単にあなたを苦しめるデメリットではなく、選ばれた人だけに許される成功への鍵なのです。
今日から始めて半年後、1年後
「あのとき踏ん張って良かった」
と、あなたは必ず言っているはずです。
じっとしていてもコンテンツマーケティングは成功しません。
6つのデメリットを知った上で、
「6つの苦行ブーム」
として、コンテンツマーケティングを楽しんで継続し、長期的な利益をもたらす仕組みを手に入れてください。
追伸:
一人では無理かも・・・。
そんな心配をされている方には「ZERO to ONE」が最適です。
アドバイスを受けながら作り続ける方法
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