集客に有効なSNSマーケティングの選び方

集客に有効なSNSマーケティングの選び方

どのような集客方法であっても、どのようなマーケティング戦略であっても、必ずネットが介在してくる現在。

そんなネットの中でも日々進化し生活の中に入り込み、知らない間に使うことに疑問を持たなくなり、空気のような存在でもあるのがSNSです。

スマートフォン全盛となった現在、ほとんどの人が意識するかどうかは別にして、何らかのSNSを使っていることでしょう。

そこで今回は、誰もが見ているところへアピールするのが集客の基本ですから、集客に有効なSNSを使ったマーケティングの選び方についてお伝えしていきたいと思います。

 

1: どうしてSNSマーケティングが必要なのか

ネット時代の到来と共に近年、大手企業から中小、個人事業主の方までWebを使った集客マーケティングとして「コンテンツマーケティング」を進めておられるところが増えているのはご承知の通りです。

コンテンツマーケティングは、これもご存じかと思いますが、GoogleやYahoo!でキーワードを入力し、検索された結果の上位に自分の会社のホームページやコンテンツを表示することから集客する戦略です。

この戦略には「SEO対策」というものが必要なのですが、コンテンツマーケティングそのものが流行ってしまったことから、SEO対策がかなり過熱気味となっています。

2年前、3年前なら簡単に検索上位になったであろう内容を持つコンテンツも、いまでは競合も増え、良いコンテンツも増え、Googleの判断基準も厳しくなったため、3ヶ月や4ヶ月では全く検索上位に上がってこないこともしばしばです。

このような現状から、少しでも早くコンテンツを見てもらい、自社のファンになってもらうため、コンテンツを検索上位にするだけではなく、SNSで紹介し拡散することからも集客しようという「SNSマーケティング」の流れでが出てきました。

 

2: SNSマーケティングで注意すること

SNSマーケティングには注意しておくべきことがあります。

それは、コンテンツマーケティングやダイレクト・レスポンス・マーケティングとも同じですが、

『お客様本位』

であるということです。

いくらこちらが良い情報を提供したとしても、SNSを通して見ている側が「共感」してくれないと、拡散や共有が行われません。

ですから、従来のマーケティングのような「強いセールス」「説得」「煽り」は厳禁です。あなたのコンテンツを受け取った人が、知り合いに「いいよ~」と紹介したくなることが大切です。

仮に受け取った人が内心は楽しんだとしても、友人・知人に紹介すると「何、この人?」と思われる情報は、いくら内容が良くても広がることはないということです。

ここから見えてくるのはSNSマーケティングとは、これまでのマーケティングが1人のターゲットだけを喜ばせれば良かったのに対し、一人目の先につながっている人へも広めやすく喜ばれやすいものを用意することが必要なマーケティングと言えるでしょう。

 

3: SNSは特性を知ることからはじめよう

SNSは共感を作り、そこから拡散してもらうことで効果を発揮します。

ここで問題になってくるのは、SNSで共感を得るには、拡散してもらうには、どのSNSを利用するのが適切なのかということです。

そこでまずは、現在一般的に使われているSNSを見てみましょう。

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • LINE@

正直、どれを使えばよいのかわかりいにくいです。
そこで、知っておいてもらいたいことあります。

「SNSには特性がある」

ということなんですね。

3.1: 実名と匿名

SNSには実名でサービスを使うものと、匿名で使えるものがあります。
Facebookは実名が原則です。Twitterは匿名です。

InstagramもYouTubeもLINE@も匿名です。

この違いはどこに顕著なことが出てくるのかというと「炎上」です。

実名の場合、誰が書き込んだのかがわかりますから炎上しにくい傾向にあります。
対して、匿名の場合は、一瞬の感情にまかせて書き込んでも誰かはわかりませんので、炎上しやすい傾向にあります。

これは普段のニュースなどを見ているとわかりますが、Facebookで炎上したというのはあまり聞きません。でも、Twitterで炎上したという話は聞くことが多いです。

3.2: オープンとクローズド

オープンとはSNSに投稿した内容が、GoogleやYahoo!の検索結果にも出てくるということです(必ずではありません)。

対してクローズドとは、SNS内で投稿した内容は、SNSの中でしか見ることができません。

不特定多数に見られるか、コミュニティーの中だけで止まるのかの違いです。

個人でSNSを使う場合ですと、クローズドで良いかと思いますが、ビジネスで活用するなら多くの人に見てもらいたいですからオープンを選ぶことになります。

先ほど上げたSNSでは、LINE@だけがクローズドです。
それ以外は、基本的に全てオープンです。

3.3: 拡散

SNSは拡散してもらうことでアピールできるサービスです。
しかし、SNSの特性によっては拡散されやすいものと、そうでないものがあります。

SNSの中でも簡単に拡散されスピード感もあるのが「Twitter」です。
その次には、Facebookの「共有」や「いいね!」ですね。
もう一つは、ハッシュタグ(#)を使って拡散するInstagramです(ハッシュタグはTwitterが発祥なんです)。

反対にLINE@はクローズドなので、外へ向けて拡散する方法がありません。特定の人にしか公開されませんので、Twitterの拡散のようになることはありません。

 

4: 効果は業種や商品で変わる

SNSの特性をご理解いただけましたら、どのような業種や商品でSNSは効果があるのかを見ておきましょう。

SNSで効果的なポイントを見てみると、次のような内容となります。

  • 消費しやすい
  • 好感度が得られやすい
  • 共感されやすい
  • 興味をもたれやすい
  • 関心を持つ人が多い

例えば、

4.1: 消費しやすい業種や商品

  • ファストフード
  • スタバとかのコーヒーショップ
  • コンビニ
  • スマホゲーム(ネットゲーム)

要するに手を出しやすい低価格商品だということです。

4.2: 好感度が得られやすい業種や商品

  • スマホゲーム(ネットゲーム)
  • カラオケなどの施設

4.3: 共感されやすい業種や商品

  • レジャー
  • 有名選手が使っているスポーツ用品(テニス選手とか)

4.4: 興味をもたれやすい業種や商品

  • Tポイントなどのサービス
  • パソコンやスマホ

4.5: 関心を持つ人が多い業種や商品

  • エネルギー(電気やガス)
  • 食料品や飲料水

このような業種や商品は、SNSでアピールすると効果を感じることができるでしょう。

日経BP「ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC市場における消費者志向経営の推進に関する調査」

(出典:日経BP「ソーシャルメディア情報の利活用を通じたBtoC市場における消費者志向経営の推進に関する調査」を参考)

※上の画像をクリックすると、調査結果のPDFを直接ご覧になれます。

 

5: SNSマーケティングの目的

SNSの特性と効果を見てきました。

それでは、あなたのビジネスにSNSが効果的であるのなら、具体的な目的を明確にしましょう。

SNSマーケティングは手軽にできるため、スタートすることは簡単なのです。しかし目的が決まっていないと全く効果を感じることができませんし、人材不足という側面から中途半端な活用になってしまうことも多いです。

ですので、まずは「どうしてSNSマーケティングを行いたいのか」、この質問に答えてみてください。

  • ホームページやブログへの訪問者を増やしたいからでしょうか
  • ファンを作りたいからでしょうか
  • アピールして知名度をアップさせたいからでしょうか
  • サポートを迅速に行いたいからでしょうか

目的は様々でOKですが、きちんと目的は決めてください。

 

6: 目的に合わせたSNSの選び方

特性でもお話しましたがSNSには違いがあります。

ですから、あなたが決めた目的に合わせたSNSを選ぶことが大切です。

6.1: 知名度アップ、好感度アップ系

FacebookやInstagramが効果的です。
動きを出せる業種や商品なら、YouTubeも使えます。

6.2: 販促や集客系

拡散されることが必要ですから、FacebookやTwitterが効果的です。
また、販促や集客の一つとして「リピート」を促すのなら、LINE@も使えます。

6.3: サポート系

スピードが必要ですので、Twitterが一番。
二番目にはFacebookが使えます。

 

7: SNSは運用が鍵

SNSはスタートしやすいとお話しました。これは事実です。
しかし、これは経験からも言えますがスタートだけして放ったらかしでは、思っている目的へ向かうことができません。

目的へ一歩ずつ進んでいくには「運用」が鍵になってきます。

この場合の運用とは

  • 誰が
  • 何を
  • どうするのか

これが決まっていないと頓挫します。

例えば、

「誰が、どんなコンテンツを、いつ投稿するのか。」

スケジュールを決めておくことが大切です。

また、

好感度アップのためにInstagramを使った場合なら、アップする画像の方向性やトーンに一貫性がないとブランディングできません。

販促のためにFacebookを使うのなら、どの程度までセールスするのか、さじ加減をルールとして決めておかないといけません。

サポートなら、どれくらいのレスポンスで返すのか。対応する範囲はどこまでなのか。こういったルールを決めておかないといけません。

また、投稿を削除する基準や、炎上したときの対処なども

  • 誰が
  • 何を
  • どうするのか

決めておかないと、誰かがやるだろうとなってしまい、気がつくと炎上が炎上を呼び、手をつけられなくなるということも想像できます。

 

8: SNSにぴったりはコンテンツとは

SNSの特徴は、時間と共に投稿された内容が「流れていく」ということです。

ですから、ホームページやブログのように、いつでも見てもらえることを期待してコンテンツを投稿しても効果がありません。時間と共に流れていきますから。

そこで時間の経過に耐えるコンテンツをSNSでは用意するようにしましょう。

例えば、

  • キャンペーン情報
  • イメージ画像からブログへの誘導
  • 動画で「やってみた」系
  • 中の人の独り言
  • ブログを短く分割してHowto情報にする

このあたりの使い方として、具体的でわかりやすいのは

  • 美容室さんのSNS
  • コスメブランド

こういったところを観察してもらうと参考になります。

 

9: コンテンツのネタ出し方法

そうは言っても、ネタには困るものです。

そこでコンテンツのネタ出しアイデアとして、次の内容が使えます。

9.1: コンテンツの再利用

ブログのコンテンツを再利用しましょう。
長いコンテンツなら分割するか、まとめなおして使えます。

9.2: Howto

「○○をする方法」というものです。
3ステップくらいで伝えられるHowtoがおすすめです。

9.3: 動画にする

過去に好評だった文章コンテンツを、動画で読み上げてみましょう。
文章を読むことが苦手な人も、動画なら見てくれます。
ポイントには「テロップ」を入れておくと、なお良いです。

 

10: 分析と改善でより効果をアップする方法

SNSマーケティングを行った結果を必ず分析しましょう。

まず、SNSの投稿単位で反応の数を計測することを忘れてはいけません。
どんな内容が喜ばれ、どんな内容が共感されるのかを知る指標になります。

また、SNSからホームページやブログへ誘導しているのなら、Googleアナリティクスで流入先を分析するようにしてください。

他にも専門的には見ていくポイントはありますが、最初はこの2つの分析、そして改善を行うことがスタートです。

2週間単位に観測していくことで、改善するべきポイントが見えてきます。

 

さいごに

「集客に有効なSNSマーケティングの方法」をお伝えしました。

今回お伝えしましたように、SNSマーケティングはネットから集客するためには必要な戦略だと言えます。しかし同時に覚えておいて頂きたいことは、業種や商品によっては考えているような効果を感じることができないという側面があることです。

SNSマーケティングはコンテンツマーケティングと同じくらいの労力や時間を必要とします。計画なくスムーズに進められるものではありません。

ですから、まず

(1)自分のビジネスに合っているのか
(2)続けるリソースはあるのか
(3)SNSで何を得たいのか

この3つを自分に問いかけてもらってから、スタートするかどうかを選択してもらいたいです。

中途半端になるんだったら、コンテンツマーケティングだけにリソースを投入した方が良いですからね。

もし、ご自身のビジネスにSNSマーケティングは効果があるのか。
どういうコンテンツを作ればいいのか。
自社のリソースでどんな運用をすれば良いのか。
そもそも必要なリソースは何か。

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