「ホームページの集客に1年の苦労!このポイントならすぐ済んだのに」からの続き、パート3です。
この記事からご覧になった方は、ぜひ上のパート1からご覧ください。
それではパート3は、ホームページ集客を行っても、いっこうに集客できないときに使える「シチュエーション別集客アイデア」からスタートします。
目次
7: シチュエーション別おすすめ集客アイデア
ホームページ集客をはじめると、多かれ少なかれ次のようなシチュエーションを経験します。
これからお伝えするシチュエーションに一度も遭遇することなく、すぐにファンが付き、PVが右肩上がりになり、問い合わせも順調に増えている
そんな方がいらっしゃるのなら、おそらくそれは
『あなた、芸能人ですか?』
または、
『あなた、ペテン師ですか?』
または、
『あなた、資産家ですか?』
のどれかだと思うのですが、みなさんの考えはどうでしょうか。
冗談はさておき、順番に見ていきましょう。
7.1: PVが増えない
これ、一番多いと思います。
でも、このときに気をつけないといけないのが、
「いくらだったらPVが増えたと言えるのか」
という目標値。
月間3000PVで「増えた!」という人もいれば、月間2万PVでも「ぜんぜん足りないよ~」という人もいます。
これは当然のことでして、それぞれの目指しているところが違うからなんですね。
ほぼ一本釣り的に見込み客を獲得できる業種なら、月間3000PVで大満足かもしれません。(多い方が良いのはよい。)
でも、将来M&Aでサイトを数千万円規模で売却しようと考えているのなら、月間5万PVは平均で叩き出さないとサイトの価値はありません。
と、このように、あなたのホームページの目的によって変わります。
では、目的をきちんと設定してもらった上で、どのようなアイデアでPV数を増やせるのか見ていきます。
(1)スピード重視なら広告を出せ!
広告を出してホームページへ誘導しましょう。これが短時間でPVを増やす方法です。
(2)アクセスを持っている知人に紹介してもらえ!
すでにホームページ上で信頼を獲得している知人に頼み込んで、あなたのホームページへ誘導してもらいましょう。
この場合、頼み込んだ知人には、必ず対価を渡すことを忘れないでください。「タダスキー」は嫌われます。
(3)コンテンツSEOで勝負しろ!
SEO対策が施されたコンテンツを作成して公開しましょう。
ただし、この方法には次のことが必要です。
・ライティングスキル
・継続するスキル
・最低三ヶ月のガマン
・SEO対策の理解
・時間の確保
コンテンツを使ったマーケティングは、無料で簡単と言われますが、このような5つのことが実際には必要です。
そこで、こんな方法もあります。
(4)コンテンツSEOを作ってもらって勝負しろ!
すでに上のスキルや能力を持っている人に(主にライター)お金を払って依頼するのが現実的です。
さらに言えば、ライティングだけではなく、マーケティングにも精通し、カスタマー(顧客)の行動を予測してセールスの流れを考え、必要なコンテンツを提案できる人がおすすめです。
7.2: PVばかり多いけれど問い合わせがない
これは一番の悲劇です。でも多い事象です。
この場合の原因は、公開している広告やコンテンツと、あなたのビジネスが一致していないことです。
例えば、次のような場合、PVは増えますが問い合わせにはつながらないことが多いです。
・公開している情報の80%は「エンタメ系」
・公開している情報で検索上位に入っているのは「はじめてママ」話題
・よく読まれているのは「ディズニーランド」の話
しかし、あなたのビジネスが「造園業」だった場合、見られている情報とあなたのビジネスがつながりません。
「おもしろいから仕事が来る」という人もいますが、人はお金を出すとき「おもしろさ」「笑い」よりも「真剣さ」が必要です。
あなたは買い物をしている人で、ヘラヘラ笑いながらお金を出している人を見たことがどれだけあるでしょうか。
多くの場合、それが10円であっても、100円であっても、10万円、50万円、100万円であっても人は「真剣」です。
もし、あなたのホームページがPVだけ多くて問い合わせがないのなら、公開している情報を洗い出してみてください。
そして、あなたのビジネスに関連しているのかどうかを冷静に見てもらいたいと思います。
ちなみに、コンテンツは
「エンタメ2割、まじめ8割」
これくらいがオススメです。
7.3: リピーターが増えない
ホームページをリピートして見てもらうためには戦略が必要です。
放っておくと誰もリピートしてくれません。特にビジネス系はリピート率は高くなりにくい傾向にあります。
だって人は頭を使わなくて良い、エンタメ系の動画の方が好きですから。
ということで、あくまでもビジネスに話の中心を置くとして、リピーターが増えないのを解決するためには、
「あなたが情報を公開したことを知らせる方法」
このツールを持つことが大切です。
今なら、次のようなツールが使えるでしょう。
・メルマガ(王道です。)
・LINE@
・SNSでの投稿
しかし、これらの方法を行うためには、相手の情報が必要です。
メルマガならメールアドレス。
LINE@ならLINEのID。
SNSならお友達承認。
どれが一番で、どれがダメかというのではなく、あなたが得意なところから仕掛けていくのがおすすめです。
ただし、どれも相手の情報を無料で集めるには時間がかかります。
ここは覚悟しておきたいところです。
7.4: 訪問者に読まれていない
あるあるです。
特に、自分にとっては渾身の記事が読まれないことはよくあることです。
このシチュエーション、まずはあなたの勘違いを正したいと思います。
あなたは大きな勘違いをしています。
それは、訪問者が読んでくれると考えていることです。
現実は反対です。訪問者のほとんどは、読みません!
だから読まれていないのが普通なんです。
そして、ここからどうすれば読まれるのかを考えていきます。
アイデアとしては
・見出しだけで概要がわかるようにする
・改行を使って息継ぎの余白をつくる
・漢字を減らす(「漢字をひらく」と言います)
・次の文章へ進ませるように書く(クリフハンガーという方法です)
・箇条書きを使って文章にリズムをつくる(ブレットライティングと言われています)
・おぉ~と唸らせる話をときおり混ぜる
まずはこのあたりから取り入れてもらえると、訪問者に読まれるように変えていけます。
7.5: 2つ3つと読んでもらえない
1つだけ読んで「さよなら~」というのが多いですね。
しかし、私たちとしては2つ、3つと読んでもらいたい。
こんな場合、アイデアの前にチェックしてください。
「次へ進む仕掛けがありますか?」
1つ目のコンテンツを見た後、次に見てもらいたいコンテンツへ「リンク」を張って誘導できているでしょうか?
人は自分で考えることが好きではないので「次はどれかな?」なんて思いを巡らせて見つけてはくれません。
ですから、こちらで次へ進む道順を用意しておいてあげ「これが終わればこっちですよ~」と、団体旅行の旗を持って歩く人のようにわかりやすく先導して上げてください。
8: 集客のオートメーション化(自動化)にチャレンジ
ホームページ集客の仕組みをつくると、次の段階としては「自動化」にチャレンジしてもらいたいと思います。
と言いますのも、ホームページ集客は「システム」として機能させることができるので、自動化しやすいんですね。
まず最初に、どういった部分を自動化するのかというと
・問い合わせの返信を自動化する
・問い合わせをいただくと自動的にアンケートを送る
・問い合わせの返信から次のステップへ進んでもらうために段階を追って案内する自動メール(ステップメールと呼びます)を送る
・ご成約いただいた方へ、成約後に決まった日数後「ありがとう」メールを送る。
・ご成約いただいた方へ、ニュースレターを自動的に送る
・ニュースレターを5通受け取った人へ、お友達ご紹介をお願いする
まだまだいっぱい自動的にできることがあります。
あなたのビジネスの流れによっても、自動化できることがあります。
何でもかんでも自動化が良い訳ではなく、キメのポイントは対面が一番ですが、できるだけ良いサービスを提供するために自動化できるところはやっておくと、あなたもお客様も幸せになることができます。
さいごに
ホームページ集客とは、勘やテクニックだけで何とかなるものではありません。
あなたのホームページ全体を眺め、どのようなターゲットを呼び込み、どういう流れ(フロー)で動いてもらうのか。
こういったセールスフローの設計が必要です。
そして、セールスフローに対して、コピーライティングの力を使い、あなたが考えているところへ誘導し、提案し、信頼を獲得し、問い合わせという行動を起こしてもらうことが大切です。
ぜひ今回お伝えした内容を何度も読み返し、一つひとつを丁寧に進めてもらいたいと思います。
『無料レポート』で公開していますが、私がアドバイスとお手伝いさせていただいたところでは、少し見直しただけでホームページからの集客力、問い合わせ力がアップしました。
>>ホームページ集客に関する無料レポートはこちらからご覧ください。
また、最近ではホームページにおける「無料オファー」の整理をアドバイスしたところ、2週間でサービスページへのアクセスと問い合わせが40%アップしたという嬉しい話しもあります。
この件に関しては、またまとめてお話したいと思っています。
ホームページ集客は、今回お伝えした内容を押さえると、余程競合が強くない限り誰でも上手くいくものです。
仮に競合が強すぎた場合でも、メッセージとマーケットをズラすことで、競合を排除することもできます。
ぜひ今回の内容を参考にして、ホームページの集客に1年の苦労を費やさないで成功を手に入れてください。
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