ホームページ集客に欠かせないコンバージョンとは

ホームページ集客に欠かせないコンバージョンとは

ホームページから集客をするためにスタートした場合、ただホームページに情報を投稿しているだけではいけません。

もし投稿しているだけなら、あなたはかなり損をしています。

というのも、ホームページはデジタル世界のものですから、事実を数字で把握することができるのです。この特徴を上手に使わない手はありません。

そこで今回は、ホームページ集客を成功へ導くために欠かすことの出来ない「コンバージョン」についてお伝えしていきます。

 

1: コンバージョンについて

「コンバージョン」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか。

英単語としては「変換」という意味がありますが、ホームページを使った集客活動であるWebマーケティングの中では、次のような意味があります。

『目標に対して訪問者がどういう行動を起こしたのか』

例えば、あなたのホームページの目標が「問い合わせ」だったとします。
この場合のコンバージョンとは

「ホームページへの訪問者の内、何人が問い合わせをしてくれたのか」

この結果(問い合わせしてくれた数)がコンバージョンになります。

当然ですが、目標はビジネスや状況によって様々です。

・メルマガ登録
・無料相談への申し込み
・サンプル購入

ホームページによって目標は変わってきますので、それぞれコンバージョンも変わってきます。

 

2: コンバージョンでこんなことがわかる

コンバージョンによって、これまでわからなかったことが数字という事実から見えてきます。

2.1: ホームページの改善点

例えば、ホームページへの訪問者が多いのに、あなたが目標としているコンバージョンが増えてこない。こういう場合は、コンバージョンへの誘導が上手くいってないということがわかります。

また、コンバージョンは安定しているのに、そもそも訪問者が増えてこないという場合もあるでしょう。こういう場合は、入ってくればコンバージョンするということはわかっていますから、訪問者を増やす施策を優先することができます。

このように、これまでですと

「コンバージョンの件数、増えないなぁ~」

と思っているしかなかったことが、数字から改善点がわかりますから、いま問題になっているところをピンポイントで対処することができます。

2.2: お客様の獲得単価もわかる

お客様を1人獲得するために、いくら費用がかかっているのかご存じでしょうか。

これまでですと具体的な数字がわからなかったため、気にしていないという方もいらっしゃるかと思います。

でも、獲得単価がわかると、一人のお客様からいくらの利益を出してもらえれば良いのかがわかりますから、経営計画を立てるときにも大変役立つことでしょう。

 

3: ホームページでコンバージョンを測定する方法

このようにコンバージョンは、ホームページを使った集客には欠かすことの出来ない数字です。

では、コンバージョンをホームページから測定するには、どうすればよいのでしょうか。

3.1: Googleアナリティクスを使おう

GAFAの一つ「Google」が無償提供しているツールの中に

「Googleアナリティクス」

というものがあります。このツールを使うことで、誰でも簡単にホームページの状況やコンバージョン結果を知ることができます。

3.2: 3ステップ導入方法

Googleアナリティクスをあなたのホームページに導入する方法を見ておきましょう。

ステップ1:Googleアカウントを用意しましょう

Googleアカウントをお持ちでしょうか。
Gmailを使っておられるなら、すでにお持ちだということになります。

もしお持ちでないのなら、無料ですのでGoogleから登録してください。

ステップ2:Googleアナリティクスを登録する

Googleマーケティングプラットフォーム

Googleマーケティングプラットフォームの中に、アナリティクスがあります。

上の画像をクリックすると、Googleアナリティクスのログイン画面に到達できます。
まず、アナリティクスへログインし、あなたが測定したいホームページのURLを入力します。
そこから、いくつかの簡単な設定を行い、最後に

「トラッキングコード」

と呼ばれる、JavaScriptというプログラミングコードを手に入れます。
※Googleアナリティクスを動かすときには、Googleが提供しているウェブブラウザー「Google Chrome」をご利用ください。他の会社が提供しているブラウザーでは動かない(設定できない)ところが出てきます。

ステップ3:トラッキングコードを設定

ステップ2で手に入れたトラッキングコードを、あなたのホームページに組み込んでいきます。
このとき、測定したいページ全てに組み込む必要があります。

また、お使いのホームページがワードプレスをはじめとする「CMS」と呼ばれるシステムなら、トラッキングコードの中にある

「UA-XXXXXXX-YY」

という形式のトラッキングIDを、CMSの特定の場所にポンと張り付けるだけでOKな場合もあります。

3.3: 初心者が迷わず見られるポイント

Googleアナリティクスが正常に測定をはじめると、次のような内容をアナリティクスの画面から見ることができます。

(1)ページビュー

よく耳にする言葉だと思います。
ホームページの内容を1回見られたらカウント1されます。
この数字が増えてくると、モチベーションもアップします。

(2)ユーザー

あなたのホームページへ訪れた人の数です。
同じ人が指定期間中に何度訪問してもカウントは1だけアップされます。

(3)コンバージョン

目標の完了数を把握することができます。

先ほどのページビューやユーザーと比較することで、どれくらい見られるとコンバージョンするのか、何人の訪問で1人コンバージョンするのかがわかります。

こういった数字を見て調べることで、

・もっとユーザーを増やすことが必要なのか
・もっとページビューを増やすことが必要なのか
・コンバージョンへ進んでもらう仕組みが必要なのか

あなたのホームページのボトルネックが明らかになっていきます。

 

4: 改善してコンバージョンをアップしよう

コンバージョンをアップするために必要なのは「改善」です。

先ほども例えに出しましたが、どの部分がコンバージョンにつながらないボトルネックになっているのかを数字という事実から分析し、その部分の改善に力を注ぎましょう。

従来ですと、こういった細かなことがわかりませんでした。
数字で何が足りていないのかもわかりませんでした。

しかし、いまは、大手広告会社や大手シンクタンク、コンサルタント会社でない私たちも、自分の会社のことがはっきりとわかるようになっているのです。

わかるようになっているのに、その仕組みを使わないまま、これからも過ごしますか。
これからのネット時代でも「勘」だけで対処し続けますか。

私は、これまでの経験からやってくる「直感」と、論理的な「数字」の両方を使い、ビジネスを前に進めることが必要だと考えています。

 

さいごに

「ホームページ集客に欠かせないコンバージョンとは」

いかがでしたでしょうか。

ホームページは持っているだけでは何も生み出しません。
集客する仕組み。
集客した後はコンバージョンしてもらう仕組み。

これらが必要です。

ぜひ今回お話しました、コンバージョンであるホームページの目標を設定してください。
そして、Googleアナリティクスを活用し、これまではっきりとわからなかったボトルネックを改善することで、ビジネスをスムーズに進めてもらいたいと思います。

 

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