パート5「ホームページの育て方」の続きです。
ここから見られた方は、お時間あれば他のパートも合わせてご覧ください。
パート1「はじめてホームページを作るには?こんな秘訣があります」
パート2「ホームページを作る方法は全部で5つ」
パート3「ホームページ作成前に準備すること」
パート4「ホームページを自分で作りたい人向け~5ステップ制作方法!」
パート5「ホームページの育て方」
パート6「ホームページを依頼したときの注意事項」←このページ
パート7「ホームページ制作でこんな業者さんには気をつけましょう」
パート8「ホームページで大切なのはデザインだけではありません」
目次
6: 依頼したときの注意事項
自分でホームページを作ることを選択しなかった場合、誰かに(または、どこかの制作会社に)依頼しなくてはいけません。
そうしないと、いくら待っていてもホームページは出来上がりません。
でも、おかしな話ですが「ちょっと高いから今はやめておこう」「自分で作るのは難しそうだから、もうちょっと勉強してからにしよう」
そんなことを考えていて気がつくと3年くらい経過していたという人、意外にいると思います。
ですので、自分でホームページを作らないのなら、早めに依頼してしまった方がよろしいかと思います。
それでは依頼するときの注意事項をお伝えします。
6.1: 自分で更新できるのか
ホームページの内容、特にブログの部分は自分で好きに更新ができるのか。これが大事なポイントです。
10年以上前のホームページは専門家でないと更新することができませんでしたが、今はそんなことありません。
ブログやお知らせの部分だけでも、好きなとき、自由に自分たちで文章を修正したり、新しい情報を追加したりできるのか、必ず確認しておいてください。
もし、
「自分ではできませんよ。専門家でないと無理ですから。」
そんなことを言われた場合は、専門家が言っているからと納得せずに、一度「ITchy Biz」へご相談下さい。
本当に自分で更新できない仕組みがあなたのビジネスの要望に必要なのか、相手の怠慢なのか、単にお金がほしいだけなのか、あなたに変わって私が確認します。
6.2: どこまでは自分で触ってもいいのか
ホームページの原則としては、すべての範囲を自由にさわって構いません。
しかし、ホームページの作り方によっては、集客に影響する部分や売上に影響する部分、問い合わせに影響する部分をさわってしまうと、思ったような効果がでなくなることがあります。
ですから最初に、どの部分を自分たちがさわっても良いのか、確認しておきましょう。
知らない間に、集客に影響する部分をさわってしまって、先週から問い合わせゼロが更新していた。これは笑えません。
どの部分。
どのページ。
どの設定。
どこを変更するときは依頼しなくてはいけなくて、どの部分を変更するときには、自分で夜中や明け方にさわってもいいのかを、図や画像で確認しておきましょう。
言葉だけで確認すると、似たようなページや仕組みの名前がありますので、慣れていないと勘違いします。
相手の言っていることと、自分の頭で描いたことがズレている状態。
これは避けたいところですから、図で確認、図が用意できない場合には、パソコンの画面を見ながら、
「このページはOK?」
「こっちはNG?」
と、少し面倒ですが聞いていってください。
6.3: 今後のことを相談できるのか
ホームページは育てるもの。そんな話をしました。
ということは、ホームページの制作を依頼したところとは、出来上がったら「はい、さようなら」では困ります。
ホームページは制作が完成したところがスタートです。
完成しただけでは、まだ本当のスタートを切れていません。
これから様々なことが起こるでしょう。
・見られていない
・ブログが書けない
・何を書けばいいのかわからない
こういうとき、相談する相手として制作したところは重要です。
ですので、ホームページ制作を依頼する場合には、作ることができるかどうかの次に、後々までつき合っていけるのかが大切です。
ほとんどの制作会社さんが「アフターサポートはばっちりです!」とおっしゃいますが、どこまでが本当なのかわかりません。
過去、私の知っているところにも「制作してからもマーケティングや集客の仕組みづくりを手伝います!」と言っておられるところがありましたが、実際はお手伝いできるだけの経験と知識がなく、その手の話がお客様から出てくると上手く話をはぐらかす人がいました。
もし、こんな経験を今すでにしている方は、相談できなくて困っておられることでしょう。
ITchy Bizの「フリープラン」で相談されてみてはいかがでしょうか?
一度でスゴくいい答えは出ないかもしれませんが、今よりも半歩は前に進むことができると思っています。
6.4: 業者さんとの関係が悪化したときはどうなるのか
電話で業者の担当者と喧嘩をした。
これならまだ納得ですが、多いのは「何となく言いづらくなった」という関係。
お互いが激怒するくらいの悪化は、ある意味、お互いが「もうつき合いたくない」と感じた結果です。しかし、
・電話しても返答が遅い
・メールしても的を得ない回答ばかり
・集客の相談をすると「がんばって」しか言わない
「依頼を決めたときに見たホームページに書いてあったことはウソですか?」
そんなフツフツとした関係の悪化、経験があると思うんです。
こういうとき、本当に困ります。
僕も今までに、こういった経験をされた方から「よそで作ったホームページだけど何とかしてほしい」と相談されることがありました。
そういうときは、まず制作会社の担当へ連絡を僕からしていました。
私も元はIT業界に30年いたエンジニアですから、専門職の方と話は対等にできますし、相手の言い分も理解できます。
その結果、お互いに歩み寄れるのかどうかを確かめ、どうしても無理な場合には制作会社さんから承諾を得て僕が面倒を見るという、そんな流れもありました。
業者さんとの関係は悪化しないのが一番ですが、悪化したものは仕方ありません。
関係が悪化していても、ホームページから成果を感じているのなら、業者さんに話し合いを持ちかけましょう。
反対に、せっかくお金を使って作ったホームページですが、成果が感じられないのなら、、、(これからショッキングなことを言います)
そのホームページは捨ててしまって、新しくWebから集客できるように設計されたホームページを作ることができ、後々まで相談できる業者さんへ乗り換えるのがおすすめです。
いつまでもイライラしているのはもったいないです。
こちらがイライラしても、どうせ相手はこちらのイライラの半分も感じていません。
それこそ自己啓発で売れた本にある、素晴らしいセリフと同じように
「きっとそいつ、今ごろパフェでも食ってるよ。」
というのが正解かなと。
業者さんとの関係悪化の解消法は、その業者さんが作ったホームページの成果によって判断しましょう。
6.5: 毎月の費用はいくらか
依頼する業者さんによって、毎月費用が必要なところがあります。
この費用は、業者さんによって異なっています。
・ホームページの保守運営費に月額2万円
・月額0円だけど何も行動しない(要するにほったらかし)
・月額5万円で経営から集客までのアドバイスがある
また、月額15万円とか30万円というところあります。
結局は、僕の経験から申し上げても、月額費用に相場はありません。
似たような値段のところはありますが、対応してもらえる内容が違うため、一概に高い安いと言えないのです。
でも、これでは困りますよね。
そこでIT業界30年の私の経験からとしか言えませんが
ホームページの運営には、最低でも月額3万~5万円の予算を見ておかれるのが妥当だと考えます。
例えば、
あなたの代わりに月に4つ、SEO対策のされたブログを書いてくれるなら、5万円は安くないでしょうか。あなたがSEO対策をしたブログを書こうとすると、1つ仕上げるのに何日掛かるでしょうか?
あなたの時給、日給でかけ算してみて下さい。月に4つ書くとするといくらになるでしょうか。
その時間に営業ができるでしょう。既存のお客様へメールを送ることもできます。挨拶のはがきを送ることもできます。
あなたは取り返すことのできない時間をお金で買うことができるのです。
また、あなたがこれからWebを使ってどのような展開をしようか悩んでいるとき、毎月1回2時間、対面で相談できるとしたらどうでしょう。
新しい視点、市場で喜ばれている方法。
こういったことをあなたは普段から情報収集しなくても、月1回の対面相談で伝えてもらえるのなら、この費用がホームページのアフターフォロー代として3万円なら高いと感じるでしょうか。
さらに、もうひとつの視点をもってもらいたいのです。
それは、もしあなたの会社で
・ブログをスラスラとSEO対策まで出来て書けるライターを募集する
・販売戦略を考えるマーケターを募集する
・ホームページのことがわかるITに強い技術者を募集する
このようなことを行ったとき、すぐに一人ずつ応募があり採用できるでしょうか。
応募が無かった場合、派遣会社から来てもらうと最低でも一人の一ヶ月の費用は40万円を越えるでしょう(専門職の派遣で月40万円の人は来てほしくないですね。おそらく素人さんですから。)
3名派遣会社から来られたとすると、合計で1ヶ月120万円掛かります。
こういった人材と出費額を、ホームページ制作の業者さんがおっしゃる保守費用と比較すると、月額3万~5万円は大変リーズナブルだと僕は思います。
最後に大切なのでもう一度言います。
ホームページの運営をスムーズに行い、成果に向かって進むためには、最低でも月額3万~5万円の予算を見ておかれるのが妥当だと考えます。
次は、「ホームページ制作でこんな業者さんには気をつけましょう」をお伝えします。
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