人は多かれ少なかれ、自分よりも大きな目的の一部になりたいと感じています。
その証拠に、何かのコミュニティーへ参加する。それもより多くの人が集まるところへ。
会社という存在も同じです。
非営利団体でも同じです。
サークル的なものも同じです。
誰もが自分よりも大きな目的の一部となり、その中で楽しみ、感情的な満足と優越感を覚えて暮らしたい。そんなことを考えています。
ここで私たちが思考を巡らさないといけないことは、「誰もが」という部分には、私たちのクライアントやお客様、スタッフも含まれているということです。
もし、私たちが平凡で小さな目的しか、これらの人へ与えないとすると、知らない間に他の大きな目的の一部に加わっている可能性があります。
この場合の、他の大きな目的には
・ライバル会社
・趣味
・暮らし方
・副業
・ギャンブルやドラッグ、アルコール
というものがあります。
こういった目的の一部に加わり始めると、当然ですが私たちに対するコミットメントは下がります。同時に、私たちへ向けられていた情熱も冷え込んでいくでしょうし、私たちのビジネスに貢献してくれていたパワーも低下していきます。
つまり、私たちのビジネスが行き詰まるタネを発芽させてしまったということです。
もし、このような状態になりたくないのなら、私たちは常に大きな目的を持たなければなりません。そして、私たちが持つ大きな目的をクライアントやお客様、スタッフへ伝え、
いつも「自分たちは大きな目的の一部である」ということを認識してもらい、同時に一部であることを楽しんでもらわなくてはならないのです。
私たちが持つ大きな目的を積極的に外部へ伝えていきましょう。
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