「自分が手に入れたい成功を具体的にイメージしましょう。」
こういったことをセミナーやコーチングで聞くことがあります。
その結果、がんばって手に入れたい成功を書き出したり、ブレインストーミングしたりして、何とか具体的に説明できるところまで持っていきます。
しかし、次の段階である、成功を手に入れるために必要なことや、自分が把握しておかないといけないことを考える必要が出てきたとき、多くの人はそこで思考を停止し
ジッと黙ってセミナー講師やコーチの方に目をやります。
これは私たちがこれまで学校や会社という環境で培ってきた「癖」であり、心の中では
「講師やコーチが最善で最適なことを教えてくれるんじゃないのか」
と期待し、最高に幸せな成功への道や進む方角を指示してほしいと思っているのです。
この感情は、非常に自然なことです。
ですから、講師やコーチに方向性についてのアドバイスをもらうことは間違っていません。
ただし、その道を選ぶのか、その方角を選ぶのか、というあなたの成功への選択をする責任を、他人に任せてはいけないのです。
あなたの成功に対して、あなた以上に責任を取れる人はいません。
もし、あなたの成功に他人が責任を持つのであれば、その成功によってあなたが手に入れた力のすべては、最終的に他人へ移ってしまうということです。
信頼できる人からアドバイスはもらいましょう。
しかし、最終的に選択し決定し責任を取るのは、成功したときの力を手にするあなたなのです。
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