人は本当の「痛み」をあちこちで話しません。本心から解決したい「痛み」については台所で話します。
このような例えを、米国のセールスコピーライター「ダン・ケネディ」は言ってました。
確かにその通りだと感じますし、現実的に本心からの痛みを解決したいことなど、家の台所へ通すほど親しく信頼できる人でないと話すことはないでしょう。
しかし私たちにとって台所で話される痛みこそ、マーケティングやセールスを改善するポイント(訴求ポイント)であることは確かです。
では、この痛み。あなたの見込み客にとって、あなたのアドバイスや手助け無しで解消できるでしょうか。
あなたのアドバイスや手助けが無いままだと、これからの日常で痛みが続くでしょうか。
仕事でくたびれて帰ったとき、昨日と同じ痛みについて台所で話すことになるでしょうか。
もし、あなたのアドバイスや手助けが無い場合に、あなたの見込み客が昨日も今日も明日も同じ痛みについて台所で話すことになるのなら、
その状況から見込み客へあなたは話し始めないといけません。
広告のエキスパートである「デビッド・オグルヴィー」が表現する
「消火器を売るなら、まず火事の話からはじめなければならない。」
というのと同じことです。
人は難しいことを考えるのが嫌いです。理論や理屈ではなく、日常生活のレベルから、あなたの商品やサービスが有ることで、どのような効果をもたらすのかを伝えるべきなのです。
見込み客は、あなたの顧客になると「痛み」が解消するのか、それともそうでないのか。
ここから考えてみると、マーケティングやセールスが飛躍的に改善するはずです。少しでも時間を取って考えてみてください。
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